躯体の断熱化を行う外断熱改修は、省エネ関連の補助金事業を活用することができます。その一部をご紹介致します。(平成28年11月現在)
①国の重点施策に沿って整備されます
補助金は掲げられた政策をスムーズに実行するために整備されます。活用するためには、事業の目的・意図を十分に理解したうえでの計画立案が大切です。
②審査があります
対象要件を満たしていても、全ての案件が採択されるわけではありません。予算枠があるため、それぞれの事業目的に沿った審査に合格しなければなりません。
平成28年度(第3回)既存建築物省エネ化推進事業
目的:既存建築物ストックの省エネ化の推進および関連投資の活性化
1)対象 | 既存のオフィスビル等の建築物の改修 ・躯体(外皮)の省エネルギー改修 ・エネルギー使用量の計測等に係る費用 ・バリアフリー改修工事に係る費用(省エネ改修工事と併せて行う場合に限る) ・省エネルギー性能の表示に係る費用 |
|
2)公募期間 | 平成28年10月28日(金)〜平成28年12月2日(金)消印有効(第1次締切) 平成28年10月28日(金)〜平成29年1月10日(火)消印有効(第2次締切) |
|
3)補助率 | 1/3 補助限度額 5,000万円/件(設備部分は2,500万円) |
※平成28年度中に着手するものであること。
公式HP 既存建築物省エネ化推進事業評価事務局
平成27年度 既存建築物省エネ化推進事業
目的:既存建築物ストックの省エネ化の推進及び関連投資の活性化
1)対象 | 既存のオフィスビル等の建築物の改修 ・躯体外皮(壁、開口部、屋根)の省エネルギー改修 ・省エネ法に定める建築設備の設備費 ・エネルギー使用量の計測に係る機器設置費、設備費 ・バリアフリー改修工事 |
|
2)公募期間 | 平成27年6月26日(金)〜平成27年7月30日(木) 消印有効 | |
3)補助率 | 1/3 (上限5,000万円/件) |
※平成27年度中に着手するものであること。
公式HP http://hyoka-jimu.jp/kaishu/
平成27年度 長期優良住宅化リフォーム推進事業【通年申請型】審査なし・先着順
目的:既存住宅ストックの質の向上及び流通促進に向けた市場環境の醸成
1)対象 | 構造躯体の劣化対策、耐震化、省エネルギー化、維持管理、可変性、バリアフリー化 | |
2)受付開始予定 | 平成27年7月下旬 | |
3)補助率 | 1/3(上限100万円・200万円/戸) |
※原則として平成27年12月末までに工事に着手し、平成28年1月末までに補助事業完了実績報告書を提出すること。
公式HP http://www.kenken.go.jp/chouki_r/