RC用湿式外断熱システム エコサーム ¥9800/㎡

施工

施工手順 備考条件 使用材料一覧 仮設足場イメージ メンテナンス
施工手順
施工イメージ スタイロボンドB混練

スタイロボンドB1缶に対し、セメント1袋(25kg)を加えハンドミキサーで均一になるまで攪拌します。その後5分間放置し、再撹拌後使用します。

施工イメージ  
施工イメージ エコサームボードにスタイロボンドB塗布

エコサームボードの張付け面に、混練したスタイロボンドBを専用櫛目鏝を用いて櫛状に塗付けます。

施工イメージ  
施工イメージ エコサームボード張り付け(1)

エコサームボードを施工部位の最下部から順次張付けていきます。

施工イメージ  
施工イメージ エコサームボード張り付け(2)

定規を用いながら張付け面が平滑になるよう躯体に張付けます。ボードの張り方は平面部では千鳥張り、出隅部ではやり違い張りとします。(24時間養生)

施工イメージ  
施工イメージ スタイロボンドB(ベースコート)塗布及びスタンダードメッシュ伏せ込み

混練したスタイロボンドBをエコサームボード表面に1~2mm厚で塗付け、速やかにスタンダードメッシュを張付け、鏝で平滑に伏せ込みます。(24時間養生)

施工イメージ  
施工イメージ ペネトレイティングプライマー塗布

よく撹拌したペネトレイティングプライマーを施工面全体にローラーで塗布します。

施工イメージ  
施工イメージ テラコートSIL(フィニッシュコート)施工

テラコートSIL1缶に対しカラーペースト1缶を混練する。混練した材料を1.5~2.0mm厚でムラなく塗付けテクスチャーを付ける。
※テクスチャーパターンにより施工方法が異なります。

施工イメージ  
施工イメージ 完成

注意事項

  • ① ベースコート及びフィニッシュコートは品質を保つ為、直射日光を避け+4℃以上で保管します。
  • ② 施工時の気温が+4℃を下回る環境での施工は見合わせます。
  • ③ 施工後24時間以内に気温が+4℃を下回る場合や降雨・降雪が予想される場合は施工を見合わせます。
  • ④ やむを得ず②③の条件下で施工する場合はヒーターによる暖房、
      雨よけシートなどによる養生の管理の下で施工を行います。(協議の上)

備考条件

  • 木造・ALC・PCなどのパネル下地については、別途となります。
  • 躯体の不陸調整は別途となります。
  • 2mの定規をあて、±2~3mm程度の精度まで調整して下さい。(タイル圧着下地程度)
  • EPS張付け前の開口部周り、他部材との取合い部の止水処理は別途となります。
  • モールディングなどの立体加工は、別途価格となります。
  • エコサームボード(断熱材)を除く施工も可能です。
  • 断熱厚さ+約10mm(躯体の不陸を考慮)が仕上げまでのクリアランスとなりますので、それに合わせた水切り・笠木をご用意下さい。
  • シーリング処理は含みません。
  • 施工期間の目安は、およそ300m2/月です。
    (個人邸の場合。建物用途や状況により異なるため、あくまで目安となります。)
  • 改修の場合は、既設外壁の状況や施工難度等により、施工期間が異なります。
  • 施工高さは、地上45m以下となります。
  • 十分な作業スペースが確保出来るよう、幅900〜1200mm程度の幅広なビケ足場のご支給をお願い致します。

備考条件

①スタイロボンドB

25kg/缶
エコサームボード張付け用接着材
及びベースコート
(セメント1袋25kgと混練)

②エコサームボード

500×1000mm
EPS(ビーズ法ポリスチレンフォーム)


③スタンダードメッシュ

W1m × L50m/巻
耐アルカリ処理ガラスメッシュ

④ペネトレイティングプライマー

20kg/缶
アクリル樹脂系高浸透型プライマー

⑤テラコートSIL

25kg/缶
アクリルシリコン樹脂系仕上げ塗材

ペール缶の色柄、デザインは多少変更になる場合があります。

仮設足場イメージ

メンテナンス

定期点検

外壁表面のひび割れや損傷を早期に発見するため、地震や台風などの自然災害の直後及び年1回程度は目視による点検をお勧めします。

汚れのクリーニング

エコサームを施工した外壁の汚れは大きく2種類に分けられます。

都市型汚れ(排気ガスなど水となじみにくい油性の物質が含まれた汚れ)

市販の外壁汚れ落とし用中性洗剤を希釈し、密度が高く柔らかなブラシ(洗車用馬毛ブラシ等)を用いてクリーニングします。

藻やカビによる汚れ(高湿度の北壁面などに発生する藻やカビの緑色や黒色の汚れ)

市販のコケ・カビ対策専用クリーナーが効果的です。使用上の注意書をよく読み、目立たない部分でテストをした後クリーニングします。

※塗装表面を傷める危険性がありますのでクリーニング時に高圧洗浄機は絶対に使用しないでください。

破損部の補修

部分的に破損してしまった場合には、破損した箇所を切り取り、断熱材を充填して補修を行います。

補修についてのイメージ1

※補修箇所は新規の仕上げ材となるため、多少の色違いが発生します。
 仕上げ目地や化粧目地を設け、塗替えの範囲を小規模にすることで、色違いを目立ちにくくすることができます。

塗り替え

経年や立地環境による色あせや汚れなどには、10~15年程度を目安に点検し、必要に応じて塗り替えをお勧めします。

経年後のメンテナンスについて イメージ

テラコートSIL(フィニッシュコート)の再塗布
色だけでなくテクスチャーにも変化をつけることができるため、建物の外観を一新することができます。
 

ステイン(専用塗料)の塗布
フィニッシュコートと同様の高い浸湿性を持つ専用塗料で外観の塗替えを行います。(同系色の塗り替えに限る。既存のテクスチャーが生かされます)
 

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