プライマー塗布

下地が吸水する場合に本材料を清水で5倍に希釈してハンドローラーで塗布する。塗布量は希釈液が流れない程度とし、塗布後乾燥させてから次工程に進む。

カチオンモルタル混練・下塗り

カチオンモルタル1袋に対し、専用樹脂2kgと水2リットルの配合でハンドミキサーを使用し混練する。躯体壁面に平滑に2mm厚程度塗付ける。

エクセルメッシュ伏せ込み・上塗り

カチオンモルタル塗付け後、速やかにエクセルメッシュを鏝で揉み込みながら伏せ込む。続いて上塗りを1mm厚程度追い塗りし、表面を平滑に押さえ込む。

墨出し及び穿孔

エクセルアンカー施工の隅出しを行う。アンカーのピッチは500mm×500mmを基準とし、それ以下とする。振動ドリルを用い、墨出し位置に規定深さで穿孔を行う。

エクセルアンカー施工

電動スクリュードライバーを用いてアンカーを留付ける。この時カチオンモルタルとアンカー頭部に隙間ができないように確実に留付ける。

プライマー塗布

スタイロボンドB 1缶に対し、セメント1袋（25kg）を加えハンドミキサーで均一になるまで攪拌する。その後5分間放置し、再撹拌後使用する。

エコサームボードにスタイロボンドB塗布

エコサームボードの張付け面に、混練したスタイロボンドBを専用櫛目鏝を用いて櫛状に塗付ける。

エコサームボード張付け（1）

エコサームボードを施工部位の最下部から順次張付ける。

エコサームボード張付け（2）

定規を用いながら張付け面が平滑になるよう躯体に張付ける。ボードの張り方は平面部では千鳥張り、出隅部ではやり違い張りとする。（24時間養生）

スタイロボンドＢ（ベースコート）塗布
及びスタンダードメッシュ伏せ込み

混練したスタイロボンドＢをエコサームボード表面に1〜2mm厚で塗付け、速やかにスタンダードメッシュを張付け、鏝で平滑に伏せ込む。（24時間養生）

ペネトレイティングプライマー塗布

よく撹拌したペネトレイティングプライマーを施工面全体にローラーで塗布する。

テラコートSIL（フィニッシュコート）施工

テラコートSIL1缶に対しカラーペースト1缶を混練する。混練した材料を1.5〜2.0mm厚でムラなく塗付けテクスチャーを付ける。※テクスチャーパターンにより施工方法が異なります。

完成